塾選びのページ…こんな塾に行ってはいけない!

 

これからどういう塾に行ったらいいのか、どういう塾を選んだらいいのかの目安となるページです。ここでは英語塾とかそろばん塾といった特別技能塾は除いてありますので、あらかじめご了承ください。塾屋がどれだけ仁義なき金儲けに走っているかを見抜くことによって、高い買い物をしないようにしたいものです。

塾には集団指導の塾と個別指導の塾とがあり、その中間に2人〜5人といった少人数指導塾があります。そして経営形態として株式会社になっているものからフランチャイズ形式のもの、個人で経営しているものがあります。それぞれに特色があり、また子供の学習ニーズによって使い分けがされていくのが普通です。

 

ここでは「悪徳」の見分け方だけを簡単に紹介しておきます。具体的に「こういう塾なのだけれどどうか」とか「入学後こういうことがあったけれど大丈夫か」といったご質問は個別案件とさせていただきます。

 

なお一般に大手進学塾では各教室による格差が大きく、それは主にそこの教室長(校長)の技量に負います。それは忘れないでください。システムがどんなに優れていても運用する人間がダメなら、ただのゴミです。

 

<来校時・入学時>

通常営業時間内にカウンターの上で生徒が勉強したり食事をしている⇒生徒が自習したり食事したりする場所さえも無い程度の教育環境だということがわかる。

こちらの話を殆んど聞かずにすぐにコース・料金の説明をする⇒応対に出たものが商品の内容を知らないド素人の場合が多い。

やたらと手続を急がせる⇒たぶん月次・週次のノルマに追われている。入学さえしたら「釣った魚に餌はやらない塾」に多いパターン。先延ばししていると職員室で絶対に悪口を言われている。

入学をためらっていると入学金無料、1カ月授業料無料と叩き売りみたいに次々と特典が出てくる⇒あとでそれの倍以上のオプション講座を取らせられることが多い。それだけ無料にしても後でぶん取れるという計算がある。

やたらと若い先生が多い・責任者が若い⇒給料が安すぎて在籍年数が短くベテランが育たない。だから独身も多い。上の子が世話になったので、下も行かせようとすると先生が全部変わって違う塾になっていることがある。人件費をケチっているところの証明。

とんでもなく安い料金の講座・コースがあ⇒講習会でよくあるパターン。中途半端で終了。絶対に全部終わりません。ここから先は有料です、というのが定石。教える方も良心的な人は怒っている。

 

<入学後>

3か月もしないうちにオプション講座の追加・増コマの電話がある⇒だいたいノルマとなっていることが多い。「このままでは…」というのが殺し文句だが、それでは今までの授業では役に立たないのか?最初の約束を思いだしてください。

毎月のように有料特別講座の案内が来る⇒それもノルマになっている。受験直前にはもっと多くなる。うたい文句が景気いいほど教材もいい加減、断って可。

講習が終わって1カ月もしないうちに次の講習を申し込ませる⇒ひどい講習で退学が出るのでそれを防ぐためです。

授業担当者と面談をさせない⇒責任者の室長が全てやるという建前のところも多いが、個別指導の場合には学生アルバイトが多く、ボロが出てくるのでやらせたくない。こちらが希望を出しても応じない場合にはすぐ退学した方がいい。

担当者が次々変わる⇒室長がひどすぎて誰もやりたがらないのか、その塾の教師の層の薄さを表している。

教室の責任者が急に変った⇒横領とか破廉恥行為とかトンでもないことをやったか、上司とぶつかって辞表をたたきつけたかのどちらか。でも、この業界の仁義として受験生を途中で放り投げることはしないので、後者はあまり考えられない。病気という理由を出すことが多いが、だいたい回復しないし、病名・入院先も教えないからウソだとわかる。

領収書を出さない⇒フランチャイズの塾によくある。また、責任者が不正をしている可能性もある。いずれにしても信用できない

授業料を何カ月もまとめて納めさせる⇒学習塾でこれをやっているところがあれば、さっさとやめた方がいい。内容はひどいし、途中で辞めても言を左右にして授業料を返さない。

 

代表的な例をあげました。オプション講座については塾によって相当異なります。年間授業料の3割近くがオプション講座に取られるところもあります。それらの中には長年ノウハウを蓄積してきた良いものもあれば、ただカネを取るためだけのものもあります。言うがままに受講するのではなく、しっかりした選択眼を持つことが必要です。

 

予備校について

大学受験は三大予備校に集約されつつあります。大学入試は母集団が多いのでデータ勝負という色彩が多いです。少子化の影響でこうした大手予備校でもオプション授業の売り上げがかなり大きくなり、その営業がチューター等様々な名称のある職員によって行われています。結局やっていることは塾と変わりはありません。作られたスター教師による講座なんて何にも役に立ちませんよ。まだその人が書いている本の方がまともです。例えば大学受験で問われる内容はそうそう変わるものでは無いんですから。古文なんて20年経ったって出せるものは変わらないでしょ。だから20年以上も「受験界のマドンナ」なんて名称を使えているんです。でも50歳過ぎてマドンナは無いよなぁ。

あの程度のレベルの教師だったら、中小の予備校にもいますよ。ただスターとして作られなかっただけです。

 三大予備校でも、浪人の数は激減し、高1・高2は少なく、収入源の多くは現役高3生にかかっています。ですから、以前みたいに何百人も入る大きな校舎を作るのではなく、塾のように200人規模の現役専用校舎を展開してきています。校舎を展開する時、だいたい次にようにしていきます。1年目は他の校舎でも評判のいい教師をいれてきます。それで評判をあげるとともに、生徒を集めます。そして、ある程度集まった翌年から次第に教師の質を下げてきます。ですから開校当初に入学した高3生が一番得します

大手予備校が新校舎を出した時には、開校初年度が狙い目です

 

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